CHAPTER 2REREフレームセットを入荷いたしました。
2022/02/18
おや…?バックヤードに見慣れない箱が…
「CHAPTER 2」/チャプター2
ででん。箱がお洒落ね。
2017年に日本での展開が始まったニュージーランドのブランドですが、前身がNEILPRYDE(ニールプライド)と聞くとピンとくる方も多いかもしれません。
NEILPRYDEはその名の通りニール・プライドさんと言う方が創設したブランドで、ご子息のマイク・プライド氏が機材の開発とデザインを手掛けており、日本国内でも人気のブランドでしたが(NAZAREとか有名ですかね?)ニール・プライド氏の退任に伴いNEILPRYDEブランドを畳み、マイク・プライド氏自身で立ち上げたのが「CHAPTER 2」です。「第二章=CHAPTER2」いう名の。結構ストレートなネーミング。
一般的にロードバイクはMサイズくらいが最も均整が取れていて美しいと言われたりしますが、サイクリストでもあるマイク・プライド氏自身が小柄(身長160㎝後半)なのも関係しているのか、CHAPTER 2のフレームはスモールサイズでもデザインが崩れないようジオメトリに気を配られており、ともすれば小さいサイズの方が美観としては上という声も挙がるほど。
そういった魅力もあり、XS・Sサイズの人口比率の高い日本での人気は、NEILPRYDE時をすでに超えている感はありますね。
オーバートゥーラップ(つま先が前輪に当たるアレです)が起きづらいようにフォークオフセットも考えられてます。XS, S(53mm offset)・M, L, XL (43mm offset)
翼断面とカムテールの関係性も結構難しいなと最近思っていて、私なんかに何がわかるんだという気もしますが、翼断面形状のフレームは上手に作るのが難しいんだろうなーと思います。失敗すると、縦に硬く、横に柔らかい(踏むと力が逃げる上に乗り心地は悪い)おまけに横風に煽られる。
と散々な事になりますが、成功すれば空気抵抗削減への寄与自体は翼断面の方が上なので、かなり高い次元でまとまるケースがあると思っていて、BianchiのOLTREシリーズ等、翼断面形状であっても重量剛性比や風からの煽られやすさという翼断面特有の欠点をあまり耳にしない、名フレームと呼んでいいものは確かにあります。
カムテール形状は最大公約数的といいますか、諸説ある中での綺麗な落とし所なんだろうなと。※個人の感想です。
店頭に展示しておりますので、気になられた方はお声かけ下さい。本日はCHAPTER 2 REREのご紹介でした!
ウエムラサイクルパーツ
住之江本店・梅田店・福岡店
(※メーカー希望小売価格・販売価格・在庫状況は掲載時のものとなります)