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情熱の薔薇 De Rosa デローサ―の情熱価格な1台! ウエムラサイクルパーツ

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情熱の薔薇 De Rosa デローサ―の情熱価格な1台!

情熱の薔薇 De Rosa デローサ―の情熱価格な1台!

2023/09/09

DE ROSA(デローザ)より838 Campagnolo(カンパニョーロ) CHORUS(コーラス) 完成車が到着しました。

カラー:STEALTH MATT
画像の車体はサイズ50で、適応身長は165~175㎝(目安)です。
 

在庫は下記の3種類
50サイズ Blue White Glossy
50サイズStealth Matt
46サイズ Black Red Glossy

希望小売価格¥638,000からの…衝撃プライス!店頭ASK!
申し訳ございませんが、是非店頭でご確認下さい。

DE ROSA(デローザ)といえばハートのロゴが印象的で、過去に「KINGを冠する」モデルが複数あった為、「ハートのキングか、ハートのキングと言えばカール大帝、何かヨーロッパ史に引っ掛けたデザインなのかな。」
と思っていましたが、調べてみると全然関係ありませんでした。ずっと深読みしてたよ。

ハートのロゴが生まれたのはフレームの制作時に偶然出来たという説と、軽量化の為にフレームに空けた穴の形状が結果的にハート型だった。
という2つの説が有力らしいです。

838はラインアップの中でエントリーカーボンロードバイクの位置付けですが、DE ROSAはしばらくの間エントリーカーボンが不在でしたので、なかなか新規ユーザーが入りにくい状態が続いていましたが、ここにきて838がDISC化して復活しました。
10年ぶり?

主観の話になりますが(いつも主観の話しかしておりませんが)
DE ROSA(デローザ)Chinelli(チネリ)COLNAGO(コルナゴ)等のイタリアの古参メーカーのバイクは、
世界観込みで購入する感じがあるというか、各ブランドの世界に参加するような感覚があるんですよね。
ブランドの世界観に帰属している心地よさ?高揚感?を与えてくれるのも人気の秘密かと思います。

しまった、何も詳細を話していない。
スペックいきましょう。

コンポーネントはCampagnolo(カンパニョーロ)の ミドルグレードCHORUS(コーラス)の
メカニカル12スピード&油圧ブレーキで組まれています。
ミドルグレードとはいえグループセットで標準価格(税込) 265,320円となかなかの高級機材。
カンパは高級なイメージがありますし、実際高いんですが、いたずらに高価なわけでもないんですよ。

1つは高額にはなるものの、足当たりの良いカーボンクランクを採用している事。
CHORUS(コーラス)のクランクもUDカーボンクランク、スチールアクスル、アルミチェーンリングの構成です。

アルミの精密冷間鍛造にこだわるSHIMANO(シマノ)と対になっている印象ですね。

もう一つが、ロードコンポの全グレードでブレーキキャリパーのグレードが存在せず、
最上位のSUPER RECORDもRECORDもCHORUSも同一のブレーキキャリパーを採用している事。
(カタログを見ても3グレードともに全く同じ説明文、同一重量ですが、間違っていたらご指摘下さい。)
要するに、ブレーキキャリパーはコンポのグレードを問わずSUPER RECORD準拠の性能を提供するというスタンスです。

個人的には全メーカーこれに倣って欲しいと思っています。
ブレーキシステムにグレードを作るのは、良くない気がする。
乗り物全般そうですけれどね。

ちなみに、油圧ブレーキの開発はMAGURA(マグラ)からの技術提供を受けています。
元々、油圧ブレーキ開発のノウハウのない(と思う)自社だけで頑張ろうとせずに、得意なメーカーにある程度投げてしまうのは、クールな開発だと思いますし、好意的に見ています。

意地張って全て自社開発して、設計ミスがあった場合、現実に被害を受けるのはユーザーです。

フレーム造形が全体的に、トラディショナルな円柱形状を多用しているのもポイントが高いです。
空力的には、カムテール形状が良いのは確かなのですが、乗り心地や、重量剛性比は円柱形状が優れます。
エントリーロードに必要なのは剛性やエアロではなく、扱いやすい軽量性と、乗り味の優しさです。

近年のロードバイクはワイヤーの完全内装が主流で、これはポジションが定まっているライダーには素敵な空力がプレゼントされますが、ポジションをこれから考えていく入門者や、試行錯誤している途中のライダーにとって親切だとはとても思えません。

かつて、ステムの位置を下げる事や、ステムの長さを変更する事は、最も容易で安価な、カスタムとさえ言わない調整の部類でしたが、今や、最も高価で難しい部類になってしまっているモデルもあります。

この事には本当に閉口していて、
ハンドルステム一体型&完全内装はハイエンド~セカンドグレードに限定でいいんじゃないでしょうか。
たかだかハンドル位置を下げる為だけに1万円も2万円もかかっていては、合ってないポジションのまま乗り続けてしまうユーザーが増えるでしょう。
長期的に見ると、全体としてマイナスだと思います。

その点、ステム下にケーブル類を添わせ、トップカバーの開口部からヘッドチューブ内に導入していく、
シンプルな取り回しのFSAのSRSシステムを採用している838は、本当の意味でエントリーユーザーの事を考えていると思います。

ステム下にケーブル類を添わせ、トップカバーの開口部からヘッドチューブ内に導入

コスパがどう、とか、コンポーネントの構成がどう、とか以前に、ポジションを気軽に、安価に変更できるシステムであることが、エントリーモデルに必須の要素です。
必要な要素、ではありません、必須です。

ふう、なんか全体的に口うるさいな。すみません。
途中途中で、昨今のロードバイクに関する疑問点を挟んでしまっていますが、838はそこをクリアしているので良いバイクだよと言うお話しですね。

乗りやすく、触りやすく作っておいたから、自転車と対話するのを楽しんでね。
僕たちの世界に入門してきてくれて嬉しいよ。
とでも言わんばかりの、ユーザーを育てていこうとしている姿勢にリスペクトを感じました。

今回はDE ROSA(デローザ)より838 Campagnolo(カンパニョーロ) CHORUS(コーラス) 完成車のご紹介でした!

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