新年1回目は
2022/01/24
もう2月も近くなってしまいましたが、明けましておめでとうございます。旧年中は格別のご愛顧を賜り、誠にありがとうございました。
2022年も変わらぬ お引き立てのほど宜しくお願い申し上げます。
本年度一回目はイタリアンブランドCinelli(チネリ)からシングルスピード・ピストバイクのご紹介です!
えー、TUTTO(トゥット)というフレームがありまして。
・TUTTOはイタリア語で「全て」を意味しており、基本的にはシングルスピード・トラックフレームなんですが、何にでもカスタムできる懐の深さが売りで、メッセンジャー風にも、クリテ風にも、コミューター風にも、「何にでもできるように作っておいたから、好きに使ってくれたら嬉しいよ。」というスタンスの、自転車の根幹的な魅力は自由さにあることを思い出させてくれるようなバイクで、この時点で刺さる人には非常に刺さるコンセプトだと思います。このように、なかなかに玄人好みしそうなモデルだったんですが、そのTUTTOに更なる拡張性を持たせた新型TUTTO、「TUTTO PULS」が到着しましたのでご紹介。
・最も大きな変更点はトラックエンドながらリアディレイラー用のマウントが増設された為、ギアード(変速機有り)へも可能になった点で、これに伴ってエンド幅も130㎜に広がっています。無印のTUTTOはあくまで、「シングルスピードの枠内で何にでもカスタムできる」フレームだったんですが、PLUSでのこの変更によって本当に何にでもカスタムできる子に成り(成ってしまい?)ました。
ここまで自由なモデルは日本市場の全メーカー合わせても数種類しか存在しないと思います。
・タイヤクリアランスも700×35Cから700×45Cへと拡幅され、細目のタイヤでオンロード寄りにしても良し、太いタイヤでグラベルに乗り込んでも良しと、本当に全方位的に使えちゃいます。と、いうか一方向に特化させずとも、何かと何かの中間といった運用が出来るのが最大の魅力だなぁと。
初代のグレーベース、去年のラストカラーも素敵でしたが、今年のカラーもまたいいんだ…フロントフォークのビタミンカラーが爽やかで、メインフレームもクリアの下に飛沫塗装が施してあり、何だかとってもinto the Nature(?)
1台で何年も遊べてしまうと思います。
今回はCinelli(チネリ) TUTTO PULSのご紹介でした。
ウエムラサイクルパーツ
住之江本店・梅田店・福岡店
(※メーカー希望小売価格・販売価格・在庫状況は掲載時のものとなります)