スマートトレーナーのお話。
2021/12/21
梅雨と冬はスマートトレーナーが欲しくなります。北国出身の人に「福岡は完全なオフシーズンがないので1年中走れて良いですね!」と言われ、「お、おう…」となりました。梅雨はともかく九州程度の寒さで実走しないのは甘えなんでしょうか…、ともあれ、実走するにしても冬場は休憩を挟むと身体が動かなくなるので走行時間が短くなりがちですし、室内トレーニングで物足りない分を補完するのも有りだと思います。
さて、スマートトレーナーを選ぼうとした時に陥るのが「どれを選んだらいいか分からない問題」だと思います。スマートトレーナーは特にコモデティ化が顕著といいますか、どれも同じに見えがち。そして素っ気なさすぎるネーミングがそれに拍車をかけます。例えば、TACXのFLUX S スマートとFLUX 2 スマートは「S」がエントリー「2」がミドルグレードなんですが、Sと2は見間違うよ…!
と、いう訳で店頭にあるスマートトレーナーを一覧にしてみましたので参考になれば幸いです。
※カタログに記載のない部分は色々なところから引っ張ってきたので誤植があるかもしれません。
こういった一覧なんてすでに沢山存在しているので、やる意味あるのかとも思いましたが、自分でまとめると些細な違いがしっかり頭に入ってきますね。案外、皆さん自分の為にやっているのかも。
フライホイールの重量はある方が慣性が効いて実走感が増すと言われています。重たいと初動の負荷が高くなるので漕ぎだしに力が必要ですが、現実世界のように意図せぬストップ&ゴーがない為、それ程重要ではないと思います。そうして見ると神楽は実走感を重視しているんでしょう。SUITOは検索に出てこなかったので諦めました。
検出可能なパワーに関しては、強豪レーサーのゴールスプリントでも1500W前後なのを考えると、一般ユーザーにはどれでもオーバースペック気味なので何でもいいんじゃないでしょうか。(雑!!)再現可能な斜度に関しては高いなら高い方がエンタメ性があると思います。※とはいえズイフト内の再現斜度は15~16%あれば概ねカバー出来ますし、ワークアウト中心の方ならそもそも優先度は低いでしょう。
※余談ですが、一般的にスプリントの最大値は体重の20倍程度だと言われています。
ELITE SUITO-T(エリート スイートT)
ちょうどいい画像がなかったので公式ページへリンク貼っておきます。
SUITO-Tは現行のトレーナー中でも一際コンパクトな設計(収納時には僅か15cm幅)で、携行のしやすさから多くのプロチームでも採用されており、重量も14.5kgと小柄な方でも無理なく動かせる重さとなっています。
MINOURA 神楽 LSD9200
LSD9200とLSF9300はスペック上は同じなのですが、形状が全く違いまして、LSD9200はオーソドックスなダイレクトドライブ方式なのに対し、LSF9300はMINOURAの「フロントフォーク固定+リアがローラー形式」のハイブリッドローラー「FG」シリーズとLSD9200を組み合わせた形状です。このスタイルは今のところ唯一無二ですね。ペダリングに合わせて本体が左右に振れるフローティングシステムが最大の特徴で、より実走感を伴ったトレーニングが可能です。LSF9300はこちら
ざーっと書くつもりだったんですが、思ったより長くなってしまいました。今回ご紹介したスマートトレーナー各種、店頭在庫ございますので、気になられた方はお気軽にお問合せ下さい。
では!
ウエムラサイクルパーツ
住之江本店・梅田店・福岡店
(※メーカー希望小売価格・販売価格・在庫状況は掲載時のものとなります)