お久しぶりのORBEA(オルベア)
2021/07/18
輸入代理店の変更等もあり、最近日本国内ではおとなしかったORBEA(オルベア)ですが、長い沈黙を破りNEWモデルが到着しております。
2021 ORBEA ORCA M30
2020年にモデルチェンジしたフラッグシップのORCA OMXに続いてこちらのORCA OMRがフルモデルチェンジしました。
振動吸収性は前作よりも5％、「OMX」との比較でも10％向上しており、ストイックな走行だけではなくロングライドにも対応した1台。
マットブラックや偏光カラーが流行ですが、白のフレームってやっぱり良いですね。
ブランドロゴはホログラムのシルバーで、光が当たると虹色に見えます。
何だかんだ言って、この感じは皆好きなのでは。
簡単なスペックです。
フレーム：オルカOMRカーボンモノコック
フォーク：カーボン、アルミコラム
コンポーネント：Shimano シマノ・R7000 105
ハンドル：OC1ロード
ステム：OC1
シートポスト：OC2カーボン
サドル：セラロイヤル・セタRS
ホイール：オルベアホイール
タイヤ：Vittoria ヴィットリア・ZAFFIRO ザフィーロV 700×28C
「Made in SPAIN」の画像の通り、少し前から本国生産に切り替わったようです。
コロナウィルスによるサプライチェーン（製造、在庫管理、配送、販売）の混乱により、持続可能ではない極東への依存を辞め地元回帰する流れが欧州ブランドで出てきていますが、ORBEAもそちらへ舵を切っていっている様子。
私自身、MERIDA・GIANT等の台湾メーカーは好きですが（生産面においての）1強多弱はつまらないと思っているので良い流れだと思います。
画像のモデルはサイズ49（適応身長160～170㎝前後）カラーはホワイト/アイリス
他サイズやカラーに関してはお問合せ下さい。
シートポストはオーソドックスな丸形の27.2mm径シートポストを採用。
エアロ的にはD型カムテールに劣りますが、振動吸収性を重視した結果だと思います。
いざという時に汎用品が使える心強さもありますね。
上位モデルのオルカOMXと同様にケーブルを内装化し空気抵抗を軽減しながらも
ステム下側からケーブルを引き込む形なので好みのハンドルを使えるのが強み。
特徴的な20mmのライズを設けた専用のOCライズハンドルバーはアップライトに構えられるので、リラックスして乗りたい時にも良いですし、レーシーに乗っている時に時折、体幹を休ませる事もできるので利便性が高いと思います。
もちろんDi2対応です。
ジャンクションBの位置がダウンチューブ下方なのは珍しいですね。
トレンドは抑えつつも全体的にクセの無い構成の1台で、短所がない所が長所といいますか、万人が乗りやすいモデルかと思います。
コンポーネントもフル105で過不足ありませんし、エントリーモデルからの乗り換えですとか、ちょっと贅沢かもですが初めての1台にも良いかなと。
あっさりした紹介にはなりましたが、結構オススメです。
税込メーカー希望小売価格￥317,900➡店頭ASK
ウエムラサイクルパーツ
住之江本店・梅田店・福岡店
(※メーカー希望小売価格・販売価格・在庫状況は掲載時のものとなります）
