CATEYE(キャットアイ) AirGPS CC-GPS100 サイクルコンピューターのご紹介

自転車の走行距離や時間などの計測ができるサイクルコンピューター。
(CATEYE(キャットアイ)さんのHPではサイクロコンピューター。)
ロードバイクやクロスバイク等のスポーツサイクルを初めて、数か月経過したくらいで興味が出てきて取り付けられる方も多いです。

メーカー税込希望小売価格は￥9,900

導入にあたってオススメを聞かれる事も多いのですが、必要最低限な機能を備えたリ－ズナブルなモデルだと3,000円代からありますが、最上位機種ともなると10万円を超えていたりとプライスレンジがやけに広いんですね。
ひと昔前なら、とりあえず初めての場合は速度・距離・時間くらい分かれば十分なので、安いモデルでかまわないですよーと、それ以上の機能が必要だと感じたら上のモデルに買い替えていただく感じで構わないと思います。とお話ししていたんですが、ここ数年はそうとも言い切れないかなぁと思う事が増えました。

その要因は「Strava（ストラバ）」や「TRAINING PEAKS（トレーニングピークス）」の存在。
CATEYEの「CATEYE　Atlas」というものもあります。
ソーシャル ネットワーク機能を組み込んだ身体運動を追跡するためのインターネット サービスです。
ランナーやサイクリストを衛星で追いかけてログを取り、健康管理をするアプリケーションと言えばわかりやすいでしょうか。
本格的な日本での展開が始まった2018年を境に、サイクリストの世界は変貌したと割と真面目に思っています。
SNSを兼ねているので初対面のサイクリスト間で、この手のアプリ入れてる？はもはや定番の挨拶です。
ストイックに走る訳じゃないからいらないよーと言われる方もいらっしゃいますが、例えば誰かにアテンドしてもらった初めてのコースを後で確認して、自分一人でも走りに行けたりとか、同じ時間帯に同じコースを走っているけどすれ違いになっている人にコンタクトを取れたりとか、非常に便利なツールです。

お試しで使ってみる分にはスマホでアプリを走らせながら走っても（ややこしい）良いのですが、スマホをGPS受信機として
使用すると、バッテリーの消耗が激しい＆オーバーヒートしやすいので、自然とＧＰＳ計測モデルのサイコンを使うようになる方が
多いと思います。なので、先を見据えて最初からGPS計測モデルのサイコンを進める割合が増えました。

サイコンに必要とされる機能と金額をを段階的に分けると
初期：走行速度・平均速度・走行距離などの基本的なデータ。3～4,000円くらいから
中期：ケイデンス・傾斜などのより詳しいデータ。10,000円くらいから
後期：心拍・パワーなどの身体管理的なデータ。もしくはナビゲーション機能などの付加価値。20,000円くらいから
おそらくこんな感じ。

ただ、体感的にはパワーメーターやナビ機能まで求めるユーザーは少数派です。
数値化された、言い逃れの出来ない実力を直視するのは心が疲弊しますし。はは。
ほとんどのユーザーには、中程度の機能にログがとれるGPS機能があれば恐らく必要十分。
このAir　GPSは最大多数に向けて必要な機能を絞り、価格を抑えている戦略的なモデルだと思います。
今まで１万円前後でのGPS計測タイプのサイコン需要はブライトンが軒並みさらっており（私感ですが）、他メーカーはシェアを取りに来ないのかな～と常々思っていたので、お、やっと来た！という感じです。

サイコン単体で計測可能な機能は走行速度・平均速度・最高速度・走行距離・積算距離・時刻・気温・走行時間です。
GPS機能で速度計測が可能なので、別途スピードセンサーは必要ありませんが、木立の中やトンネル内は計測が乱れるでしょうから、スピードセンサーを併用するとより正確なデータが取る事が可能です。

センサーを追加する事で拡張可能な機能は、現在・平均・最大のケイデンスと心拍です。
パワーと斜度の計測はオミットされていますが、前述したようにこの項目が必要なユーザーは一部でしょう。

今回はCATEYE(キャットアイ) 「AirGPS(CC-GPS100)」のご紹介でした！

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(※メーカー希望小売価格・販売価格・在庫状況は掲載時のものとなります）