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Shimano(シマノ ) SH-RC903 RC9 限定シャンパンカラー ロードシューズ!

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Shimano(シマノ ) SH-RC903 RC9 限定シャンパンカラー ロードシューズ!

Shimano(シマノ ) SH-RC903 RC9 限定シャンパンカラー ロードシューズ!

2023/02/10

Shimano(シマノ)が誇るフラッグシップロードシューズRC9の限定カラーが入荷致しました。
弊社インスタグラムで先んじてご紹介させていただいてはおりますが、少し掘り下げてみようかなと。

定価¥54,450(税込)からのウエムラ価格¥41,300!(税込)
¥13,150引きです。高いけど安い。

今まで限定カラーと言えばレッドや蛍光グリーンなど、競技感のあるカラーが出ていたので、今回のシャンパンゴールドは全く予想していませんでした。
ラグジュアリーなカラー展開があるとユーザーの裾野が広がる気がしますし、今後も定期的に出て欲しいな~と個人的には思います。

さて、RC9はコンスタントにモデルチェンジを繰り返しており、昨年発売された現行のRC9で四世代目となります。
初代がRC900、二世代目がRC901、三世代目がRC902で、四世代目がRC903。
SHIMANOは最高峰のレーシングギア(ウェア、アイウェア、シューズ等)にのみS-PHYRE(エスファイア)という
ネーミングを施しており、ハイエンド帯だけ別ブランド化するといいますか、GIANTに対するCADEX
Specializedに対するS-WORKSみたいなもので、まあ、言ってしまえばマーケティングの手法の一つなんですが、S-PHYRE(エスファイア)というネーミングが浸透するきっかけになったのがRC9シリーズだと思っています。
RC9ありますか?という意味合いでS-PHYREありますか?と聞かれる事が多いからです。

RC901はヒールカップが土踏まずあたりまでのソールと一体化している構造の為か、土踏まずのアーチの形状が独特で、
合う合わないがはっきり分かれるモデルでした。また、踵のホールドを鮫肌状の生地に委ねていたので、
経年劣化でホールド感が落ちるだろうなと予感させる部分がありました。あと、つま先部分のソールが割れやすかったような。

RC902はヒールカップの形状が刷新され、ヒールカップそのもので踵をホールドする構造になったので踵の安定感が向上し、
癖のあったアーチの形状も万人受けする形になりましたが、つま先のデザインがシャープになりつつ剛性も上がった影響か、今までと同じ感覚でダイヤルを締めると小指側に痛みを感じる方が多かった印象で、ハーフサイズ上げるか、パワーゾーンシューレースガイド(一回ネジってワイヤーを引っかけるあの部分です、伝わらないかも)
を使わないで履くと調度よくなる場合が多かったです。トラック競技で使う際に強く締めあげるとワイヤーが切れたという声もあったので、つま先部分の構造が頑丈すぎたのかも知れません。

RC903はパワーゾーンシューレースガイドを廃止、ロープロファイルレースガイド(画像参照)へと変更し、つま先部分のアッパー生地を柔らかな素材にする事で前作の課題を解決しています。
正直、つま先側が優しくなった以外の大きな変更がないので、目を引くモデルチェンジではないものの、
そこさえよければ完璧なのに…という部分だけをしっかり改善してきている為、非常に完成度の高い一足に仕上がっています。
すでに高レベルでバランスされているヒールカップとソール形状を、話題作りのために無理にいじらなかったのは英断でしょう。
硬いソールが合わない人を除いては万人に進められるモデルになったのでは。
(なんか偉そうに書いていますが、全て私の個人的な感想です。悪しからず)

眩暈がするほど高価な事を除けば文句のつけようがない一足。

とは言うものの、個人的に自転車でお金をかけるべき所はシューズとタイヤが最優先で、次点がホイールだと思ってます。
この三点は快適性と速度への寄与率が高く、逆に言えばこの三点以外は寄与率が低いからです。

なんかRC903を褒めちぎってしまったので、一個だけネガな面を言って締めますが(何故?)
金属製のBOAダイヤルはプレミア感あって格好良いですが、大根おろせるんじゃないかと思う程エッジが立っていて、触っていると首筋がゾゾゾとなるので普通のBOAでいい気がします…ごめんなさいね。

今回は新型SH-RC903限定カラーのご紹介でした!

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