ZIPP 303S Tubeless Disc-Brake 再入荷のお知らせ!
2021/11/25
リリース当初より圧倒的なバリューで話題となっていたホイールですが、昨今の品不足により「とはいえ売ってないよね。」が続いていたZIPP 303S Tubeless Disc-Brakeですが、少量ながら入荷しております。
ロゴは今っぽいといいますか落ち着いた感じで、デカールではなくプリントです。
フックレスリムにおけるメリットですが
①リム内幅を広く作れるよ!
Q1 リム内幅を広く作れるとどうなるの?
A1 エアボリュームが稼げるよ!
Q2 エアボリュームが大きくなるとどうなるの?
A2 空気圧を下げる事が出来るから乗り心地が良くなるのに、転がり抵抗は悪くならないよ!
(※リム内幅が広がると、ある程度までですが、空気圧を下げてもヒステリシスロスは据え置きというデータがあるようです。)
②リム側面とタイヤをツライチにできるから空力が向上するよ!
Q1 リム側がタイヤより広くなる方が空力的に良いとも聞いたよ?
A1 そう謳っているメーカーもあるのは確かだけど、どちらの状態も最適解の一つだと思うよ!
③タイヤビードとリムウォールの接触する面積が増えるから安定性が向上するよ!
Q1 具体的に何が起こるの?
A1 タイヤの変形が抑えられるからコーナーリング時にヨレにくいし、トラクションもかかりやすいよ!
個人的な感想ではありますが、フックレスリムの方が一般的なチューブレス(レディ)のリムよりタイヤビードが上げやすい気がします。あくまで私が触った事のある限定的な範囲内での話です。
機能面でのデメリットは正直ないと思いますが、運用面でのデメリットは存在します。チューブレス専用であることと、タイヤに指定があることです。お気に入りのタイヤがメーカーの指定外だった場合は大きなデメリットにもなり得ます。しかしながら対応タイヤは日に日に増えていっていますので、いずれ解消されるのではないでしょうか?現時点ででZIPPフックレスリムを承認しているタイヤメーカーは有名なところではSchwalbe(シュワルベ)・PIRELLI(ピレリ)・Panaracer(パナレーサー)等。シリアスなサイクリストから圧倒的な支持を得ているGP5000も時期モデルからフックレスリム対応になるそうで、喜んでいる方も多いのでは。と、いいますかGP5000のシェアが大きすぎて、実際の所GP5000が使えるかどうか、が問題になっていたような雰囲気もありましたよね。
※追記 新型GRAND PRIX 5000 S TRも入荷してきました!
フックレスリムはフック部分の見た目(フックがないのでややこしい表現ですが)が薄くなるので強度的に大丈夫なの?と良く言われますが、リムウォール先端の構造がシンプルになりますので、上記画像のように薄っぺらい作りなんですが、むしろ頑丈です。ロードバイク用のホイールで採用され始めたのが最近ですので懐疑的な意見も目にしますが、MTB用だと以前から使われていますし、自動車やオートバイはフックレスが主流となって久しいので、そんなに目新しい技術ではないんですけど。