Cervelo(サーベロ) S5 Disc ディスクロード 組み換えご依頼頂きました！

Cervelo(サーベロ) S5 Disc ディスクロード組み換えご依頼頂きました！

2021/05/31

皆さん、今年のジロデイタリアはご覧になりましたでしょうか？
第三ステージをステージ優勝したファンデルホールンがめちゃめちゃ可愛いので要チェックです！
喜び方が乙女。YOUTUBEにハイライトがあがってますので是非。

さて！
今回、Cervelo(サーベロ) S3 DISCより、S5 DISCへの組み換え依頼を頂きました。

Cervelo(サーベロ) S3 DISC

こちらから

CERVELO(サーベロ) S5 DISCへ

こちらへパーツを移植します。

2021年現在　TOUR MAGAZINE（ドイツ）の風洞実験での結果は時速45km/hにおいて

1位　202W：CANYON AEROAD CFR(DTSWIS 1100 DICT 62mm)
2位　203W：Cannondale SYSTEMSIX(KNOT 64)
3位　206W：Cervelo S5 DISC(ENVE SES)
4位　208W：S-WORKS VENGE DISC(CLX 64)
5位　210W：S-WORKS TARMAC SL7 DISC(RAPIDE CLX)

ようするに、現在トップクラスの空力性能を持っている1台です。
実験結果を裏付けるように、2020年のツールの平坦ステージ10ステージでCerveloは3勝しています。
やはり平坦番長ですね。

特徴的な2又のステム一体型ハンドル、初見ではマーケティング目的の、個性を出すためのデザインといいますか
デザインの為のデザインかなと思っていたのですが、後に自分の思慮の浅さに呆れる事となります。

ハンドル部とステム（といっていいのかわかりませんが）の間の逆三角形の空間
この空間の下の頂点とトップチューブが地続きというか面一になっています。

通常のデザインであれば、正面から当たった空気はステムの裏側付近で乱流を発生させますが
このV地シェイプだと正面からの空気がそのままシートチューブ上を流れ、綺麗にシートポストに当たります。
この設計が空気抵抗削減に大きく貢献しているのはもちろんなのですが、
ハンドルポジションをいたずらに下げずにスタックを下げる事にも繋がっており、大変に美しい設計だと思います。