COLNAGO(コルナゴ) Master X LightとArabesque(アラベスク)
2020/11/11
COLNAGO(コルナゴ)の話題が続きますが…
・COLNAGOを語る上で外せないのが、Masterというフレームの存在です。
1983年登場からほとんどその姿を変えていないコルナゴのロングセラーのクロモリフレーム。精巧なラグやメッキの美しさ、そしてクラシカルなカラリングは他に類を見ないほど完成度が高い。ジルコ加工と呼ばれるパイプを星形断面に成形したパイプ形状はマスターの専売特許である。1インチのストレートフォークは直進安定性が高い乗り心地で、昨今のカーボンバイクのような軽さは求められないものの、重厚感のあるどっしりと安定したハンドリングが約束される。
・公式のコピペですみません、公式の説明が完璧なんですよね。説得力！
・MAPEI TEAMカラー
1990年代初めから2000年代初めまで活躍した強豪チームのチームレプリカです。
えーと、名選手ばかりをリクルートしてくるタイプのドリームチームといえば伝わるでしょうか？
カデル・エヴァンスやファビアン・カンチェラーラも若い時期に在籍していました。
あ、前々々々クイックステップです。
ジルコ加工と呼ばれるパイプの星形断面形状。
冷間鍛造でこの形にするのは相当技術が必要なのでは、、
もちろんそんなに詳しくはないのですが、常温の金属を工具で叩いて、少しずつ変形させながら強度を上げる。
そういった作業だったはずです。
・綺麗だな～という感想しか出てきません。語彙力…
なんでしょうね、この「宝物」感。
ハイエンドのカーボンフレームの刹那的で尖った格好良さの対極にある気がします。
どっちがいいって物でもないんですが…
「神は細部に宿る」という言い回しはもともと建築関係の言葉だそうですが、今日では広く物造り全般においての賛辞でしょう。
細かいディテールを積み重ねていった先にしか美しさは発現しない。という意味で私は捉えています。
そして、クロモリフレームとしてはかなり剛性のあるフレームのようです。
誰にも優しく寄り添うラグジュアリーなバイクではないのですが、そこがまた良いですよね…
サイズ52 適応身長 170㎝前後 詳細はこちらジオメトリ
続いてもう1本 「ARABESQUE」
コルナゴ社創立30周年を記念して1984年に限定発売されたアラベスク。
本当にどうでもいい事だとは存じておりますが、私が1984年生まれでして
妙な親近感と憧れを抱いているのがこのアラベスク。
クロモリで1台組むならこれが欲しい。
マスターと同じくジルコ加工の施されたチューブですが、マスターよりもやや細見。
最大の特徴はこの美しいメッキラグでしょう。
アラベスク＝アラビア人が考え出した模様の型。唐草(からくさ)模様を左右相称に描いたような図柄。
ネーミングの由来はこのラグ部分の形状。
唐草模様と聞くとアジア特有のイメージですが、実は古代エジプト生まれのデザイン。
しかし格好が良い…
近年少ないですが、磨き上げたシルバーのコンポで組みたいですよね。
サイズ：50 ジオメトリはこちら
こちらにご案内しているフレームカラー・サイズ以外にもMaster X LightとArabesquetのクロモリフレームで20本以上の在庫がございます。
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ウエムラサイクルパーツ
住之江本店・福岡店
(※在庫状況は掲載時のものとなります）
