GOODYEAR(グッドイヤー)ロードバイク タイヤ入荷のお知らせ。
2022/08/28
世界3大タイヤメーカーといえば、MICHELIN(ミシュラン)・Bridgestone(ブリヂストン)・GOODYEAR(グッドイヤー)ですが、ロードバイクシーンにおいては、CONTINENTAL(コンチネンタル)・Vittoria(ヴィットリア)が2強で、あと一社選ぶとすれば…Pirelli(ピレリ)ですかね?
MTBだとMAXXIS(マキシス)が強いイメージ。要するにモーターサイクルとはシェア争いをしているメーカーがだいぶ違うんです。
ここ数年はコンチネンタルの傑作GP5000をベンチマークとして各社開発が続いていたように思います。
なかなかGP5000を越える物は出てきていないような気がしますが、性能が並ぶところまでは追いついてきていて(私の感想です。)
そろそろ勢力図に変化が現れそうな感じ、変化があるのは良い事です。一強多弱はつまらない。
みんな大好き、転がり抵抗値の検証サイト「バイシクルローリングレジスタンス」で探してみたものの、
チューブレスの方しか実験されていませんでした。
んー、でもやっぱり、それなりに転がりが良くってハイグリップな、ピレリ等のハッチンソン系?の雰囲気がありますね。
ライセンス製品のシールがどーんと貼ってあるので、どこかの系譜だとは思うんですけど。
こういうのあんまり言わない方がいいんですかね、でも堂々と貼ってあるんだから別に秘密じゃないか。
タイヤタイプ:クリンチャー
コンパウンド:Dynamic:GSR
プロテクション:R:Shield
サイズ(重量):25C(210g)
コンパウンドのDynamic:GSRってなんぞや。と思ったので調べたところ、グラフェン・シリカ・ロードの頭文字を取ったネーミングで、
天然ゴム、合成ゴムをベースに、その名の通りグラフェンとシリカが添加されたもの…それ以上の事は出てきませんね。
というか皆オリジナルのシステム名付けるの好きだな!!グラフェン・シリカ配合って表記じゃダメなの?
ダイナミックって何。
シリカは転がり抵抗値も低く、ウェット性能も優れる等、かなり万能かつ高性能な素材ではあるのですが、デメリットも存在し、
従来のカーボンブラックと比較してゴムと混ぜにくい事、ケイ素なので炭素のような導電性を持たず、走行中に路面との摩擦で
発生する静電気が放出されにくい為、帯電による性能低下が起こってしまう事などが弱点です。
なので、モーターサイクルのタイヤではアース線を仕込んだりしているのですが、自転車用タイヤだと聞かないので、
炭素素材のグラフェンを添加して導電性を持たせているのかも知れません。グラフェンの方もタイヤ向きの機能を有していて、
フラットな路面を走行中(荷重が少ない時)は硬く優れた転がり性能を発揮。またコーナー、加減速などタイヤに荷重する動きをすると、柔らかくグリップが高くなるという特性があるそうです。
現代のタイヤがグレーがかっているのは、素材そのものが白っぽいシリカを多く使うようになったからですね。
EAGLE F1 SuperSport
タイヤタイプ:クリンチャー
コンパウンド:Dynamic:GSR
プロテクション:R:Shield
サイズ(重量):25C(190g)
こちらはほぼスリック、トレッドパターンは縦線のみで転がり抵抗値を低く抑えています。
コンパウンドや耐パンクベルトの仕様は同一ですが、トレッド面をやや薄くすることで軽量化を図り、25Cで200gを切る重量。
TTやヒルクライムで好タイムを狙いたい方向けのモデルになると思います。
EAGLE SPORT
タイヤタイプ:クリンチャー
コンパウンド:Dynamic:GSR
サイズ(重量):25C(250g)
青いパッケージのものがEAGLE SPORT
日常的なサイクリングやトレーニング向きのタイヤです。
耐パンクベルトの非採用はコストカットとも取れますが、ミドルグレードには耐摩耗性が求められますので、どっちにしろトレッド面は
それなりに厚くなります。耐パンク性は物理的な厚みで耐える設計なんでしょう。
厚みのあるトレッドに耐パンクベルトまで入れると重く、しなやかさも損なわれるのでそれを嫌ったのかなと思います。
ランニングコストに優れるので通勤・通学にもよいのではないでしょうか。
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今回はGOODYEAR(グッドイヤー)EAGLEシリーズのご紹介でした。ではー
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