Cinelli(チネリ) ZYDECO LALA(ジデコ ララ) グラベルのご案内
2023/02/04
新年一回目なんですが、すでに2月という…
今月の頭から、何か書かなくちゃなあという焦燥感はあったものの良いネタが思い浮かばず、
個人的にスペックと金額だけを書いた入荷連絡みたいな記事が好きではない。という拗らせに起因する、
「出来るだけ読み物としての強度を持たせたい」という謎の意地に苦悩するという一人相撲を行っていたのですが、
本当に何も思い浮かばないので、もう目についた新入荷商品を脳死で書く!と決めてしまいまして。
Cinelli(チネリ) ZYDECO LALA(ジデコ ララ)完成車、入荷しました。
サイズS(51)適応身長160~170㎝前後※目安です。
ジデコはチネリのグラベルラインで、ララはジデコファミリーで最新のモデルになります。
私がチネリ好きなので、てっきりジデコの記事も過去に書いていると思い込んでいたのですが、まだでしたね。
そもそもZYDECOってどんな意味?と思って検索したところケイジャン音楽の一種らしいです。
ケイジャン=アメリカ北部の植民地で暮らしていたフランス系のカナダ人のうち、アメリカ南部のルイジアナ州に移住した人々。
とのこと、ケイジャン料理は割と身近かと思います。ジャンバラヤとかです。
各メーカー詩的なネーミングをしたがるグラベルバイクですが、流石チネリ、取って付けたような感じではない
地に足の着いた、カルチャーへの造詣の深さくるお洒落さ。
優しい風合いのブルーをベースに、差し色のイエローのコントラストが鮮やかなカラー名はミスターブルースカイ。
70年代の英ロックバンドの楽曲名です多分。
スペックの詳細は弊社インターネット店のページをご覧くださいませ。こちら
グラベル、オールロード系のバイクの個人的な最低条件は、
①必要な個所にアイレット(ラックやフェンダーを取り付けるダボ穴)を備えていること。
②スルーアクスル規格であること。(アップグレードや補修の際、ホイールの選択肢が広い)
③どうしても汚れざるを得ないバイクの底面が洗いやすい造形であること。
なんですが、ZYDECO LALAは全て綺麗にクリアしていて好印象。
フロントディレイラーのワイヤールーティングが上引き(トップルート)で、BB裏に存在するのは
フルアウターのブレーキラインが1本のみと、非常にクリーン。
水や微細な汚れが浸入する隙間がそもそも存在しないのが素晴らしい。
グラベルバイクは流行なので仕方ないと言えば仕方ないのですが、「良く出来ている」と膝を打つモデルもあれば、
とりあえず出したんかなというモデルも散見されたりとなかなかに玉石混合状態ですが、上記3点をクリアしていれば
後悔する事はないんじゃないかなと思います。
最初からアウターケーブルがカラーコーディネートされていて、かつセンスが良いのはチネリだなあ!といった感じ。
フレーム上の色の置き方と面積が勘所を抑えているんでしょうね。他メーカーだとLOOKのモンドリアンカラーも
素敵なんですが、モンドリアンカラーは美術の一つのスタイルなのでちょっとズルだしな。
お洒落かつワクワクするデザインという点に関してチネリは他の追随を許さないブランドだと思います。
作りこまれた世界観に帰属する優越感も商品価値の一部分。という考え方はアパレルなんかでは見受けられますが、
自転車界隈では非常に珍しい気がします。
思ったよりもサラっと書けてしまいました。
この執着も今日が命日だったんでしょうね。
今回はCinelli(チネリ) ZYDECO LALA(ジデコ ララ)のご紹介でした。では!
ウエムラサイクルパーツ
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(※メーカー希望小売価格・販売価格・在庫状況は掲載時のものとなります)