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Panaracer (パナレーサー) AGILEST FAST (アジリストファスト) 入荷 ウエムラサイクルパーツ

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Panaracer (パナレーサー) AGILEST FAST (アジリストファスト) 入荷

Panaracer (パナレーサー) AGILEST FAST (アジリストファスト) 入荷

2023/08/29

フレームメーカーやホイールメーカーの人気や使用率は移り変わりが激しく、
今は北米メーカーが支配的ですが、今後どうなるか予想もできません。
そんな諸行無常を地で行くようなスポーツバイク界隈ですが、長く王座に君臨している製品があります。

はい、近年のロードタイヤのベンチマーク。コンチネンタルさん家のGP5000君です。
初出は2018年の末でしたので、細かなブラッシュアップを続けているとはいえ、もはや5年目に入ります。
加速・巡航・グリップ・耐パンク性・軽量性の全てを高バランスさせている訳の分からないタイヤです。

私自身も、様々なタイヤを試してみましたが、GP5000に迫る物はあっても、肩を並べるような製品はありませんでした。
そんな中、2022年にデビューしたミシュランのパワーカップはついにGP5000を捕捉し、横に並んだように思います。

あくまで個人的な意見ですが、加速はGP5000の方が上で、パワーカップは僅かにもたつきます。
ミシュラン特有のモチャっとしたあの漕ぎだしです。伝わりますでしょうか。
その代わり、巡航性はパワーカップの方が優位です。
特に速度域が上がるほど転がり抵抗が低くなっていくような感覚があります。
高速域でベストバランスになるように設計されているんでしょう。

各性能の合計点数が同じで、スピードの出し入れが得意なGP5000と、高速巡行が得意なパワーカップ。
この二つが変態的に完成されていて、圧倒的に他社を突き放している。
まるで今年のポガチャルとヴィンゲゴーのようだ。
上手い事言ったと思う。(は?)

で、ここからが本題なんですが、

パナレーサーのAGILEST FASTが入荷致しております。
定価¥9,900(税込)からの¥7,920(税込)
弊社インターネット店からもご購入頂けます。

ROAD、最速解。ですって、大きく出たな!格好いいぜ。

無印AGILESTは他社のハイエンドタイヤに近い性能で金額が3~4割ほど安かったので、
費用対効果の高さ、または円安下での避難先として優秀だったので一気に普及していったように思いますが、
今回のFASTはしっかりハイエンド帯の価格ですし、「予算内で可能な限りベンチマークに接近する。」という
アジア企業が得意な感じから脱却しようと気を吐いているように見えますね。

無印AGILESTとの差は素材で、コンパウンド、ケーシング、耐パンクベルトが「Fマテリアル」と呼ばれる新素材に置き換えられています。
とはいうものの、コンパウンドへの添加剤は各メーカー社外秘ですから、何がどう変わったか、ユーザーは知る由もありません。
より細かなカーボン粒子とシリカとかでしょうか、知りませんが。
ルックは無印と一緒ですが、ロゴがホログラム調へ変更、主観では格好いいと思います。

無印のAGILESTと比較して転がり抵抗値が20%軽減とのアナウンスですが、
無印の時点で転がりの軽さは高水準だったので、ちょっと期待しちゃいますね。

ラインナップは今のところクリンチャーの25Cと28Cのみで、
チューブレスレディがローンチにないのはちょっと不思議な感じ。
ANCHORやOGK kabutoなんかもそうですが、
日本メーカーの自転車用品って完全に内需向け(極東のドメスティックブランドを注目している海外の方は居ないでしょう。)なので、
日本市場ではクリンチャータイヤの方が歓迎されるという結論に至ったんでしょうか。
今後拡充されるのかも知れませんけども。

もしくは、某ドイツメーカーの最新のトラックバイクが25Cのクリンチャータイヤを採用した事も無関係ではないのかも?
インピーダンスロスが極小になるはずのトラックにおいて25Cのチューブドが最適になるという事であれば、
また新たな常識やトレンドが生まれて行くのかもしれません。

今回はPanaracer (パナレーサー) AGILEST FAST (アジリストファスト) のご紹介でした。

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