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FUJI(フジ) JARI(ジャリ)シリーズ

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FUJI(フジ) JARI(ジャリ)シリーズ

FUJI(フジ) JARI(ジャリ)シリーズ

2021/10/25

スポーツバイク界隈で最も盛り上がっているカテゴリはグラベルバイクでしょう。関連商品も続々発表されています。店頭で「ロードバイクを始めようと思うんですけど」というお声かけはよくいただくんですが、最初にイメージされてるのがグラベルロードというパターンも増えてきました。体感3~4割くらいでしょうか?一昔前では考えられない比率です。

そもそもグラベルバイクとは?

グラベル=砂利、砂利道です。しかしながら砂利道だけを走る自転車では(もちろん)ありません。と、いうかグラベルバイク自体、これがこうだったらグラベルバイクという明確な定義がある訳ではないんですね。おおむね、太いタイヤを履けるクリアランスを持ち、安定した姿勢が取れるフレーム設計に、ウェットな状況でも制動力の落ちにくいDISCブレーキを搭載しているスポーツバイクの総称でしょうか。舗装路と未舗装路どちらの走行も想定していて、ロードバイクやMTBなど専門分野の車種にそれぞれの路面では敵いませんが、浅く広くどこでも走れてしまうイメージです。また、アドベンチャーバイクと呼ばれる事もありますが呼び方が違うだけで同じものです。かようにオフロード系のバイクはおおらかな雰囲気です。

ひとまずこちらをご覧下さい。
最高~!こんな休日過ごしたいですよね。

個人的に、峠を3つ4つ繋ぐようなコースが好きで、そして峠の近くには高確率で林道があるのですが、時間と気持ちにゆとりがある時はその林道に突撃してみています。無事に走破できる時もあるのですが、ノーマルロードだと少しきつそうorパンクしそうな時は引き返してきていて、そんな時に「グラベルバイクがあったらそれで来るのになー」と思っているのです。そんな未攻略の道が溜まってきた今、グラベルバイクを本気で考え初めています。残高の危機が迫る。MTBでもいいといえばいいのですが、MTBだと「せっかくだからがっつりダートに行かなきゃ」という強迫観念に襲われるのです。緩く乗りたい日にグラベルが最適なんだ。

そんな経緯もあり、問い合わせが多く個人的にも好きなFUJIのJARIシリーズのお話を今回はしようかなと思います。

2021年の時点でJARIシリーズはグレード順でJARI1.1>1.3>1.5>1.7の4モデルで1.1のみカーボンフレーム、あとはアルミです。

どうせならハイエンド!という方はJARI CARBON 1.1を、日本のオフロードはどうしても山がちな所になりやすく登坂とセットなので軽さは快適さと直結します。コンポーネントはSHIMANOアルテグラ・2×11SPEED・油圧ディスク、重量は完成車重量で9.2kgとオンロード系に近い軽さです。

1.3からのアルミ系モデルがパッと見わかりにくいので詳しく解説していきます。いや、解説というほどでもないんですが。

ざっとまとめてみました。2021年モデルのカタログを参照しています。少し仕様変更あるかもしれません。

・1.3はコンポーネントにSRAMを採用しているのが最大のポイントで、フロントシングル+SRAM独自の変速操作は荒れた路面での操作性が良く、初期状態では4台中で最もオフロード走行に特化している構成だと思います。フロントギア40Tと小さいのでMAXスピードは伸び悩みますが、舗装路の巡航に差し支えるほどではないでしょう。なによりリアギア42Tの安心感はプライスレス。未舗装路区間を長く走る方は1.3かなと思います。フロントシングルは何より掃除が楽なのがいいです。オフロード系は基本1回乗ったら1回洗車ですから。

・1.5はフレーム素材はJARI1.3と同等のA6-SL Super-Butted アルミニウム、フォークはカーボンモノコックになっています。コスパで言うと1.5が一番コスパが良いのかなと思います。1.3との重量差もほぼ誤差レベルですし。最大のポイントはリアに11-42Tのカセットが付いているので、フロントをインナーで運用するとギア比0.7という強烈に軽いギアが使えるところだと思います。変にギア比を軽くするよりも重いギアで乗り切る方が結果的に楽という意見もありますが、それはトレーニング前程のマッチョな意見です。初心者とミドルエイジには軽いギアこそ正義。初期投資を抑えて後々カスタムを楽しみたい方も1.5が良いかなと。

・1.7もフレーム素材はJARI1.3と同等のA6-SL Super-Butted アルミニウム。エントリーモデルのコンポーネントを採用して価格を抑えています。1.3と1.7の金額差はほぼ倍ですが、性能差は1/2ではないですし、自転車の楽しさに関してはコンポーネントのグレードと正直関係ないと思っていますので、とりあえず初めてみたい!という方は1.7が良いと思います。

FUJI JARI 1.3

実車が店頭に1台ありましたので、以下ギャラリーです。

マットシルバーですが、光に当たると結構輝きます。

オフロードだとよく自転車を背負うので、トップチューブ下に担ぐ時用のパッドが貼ってあります。緩衝材というよりかは滑り止めの意味合いが強いかも。

角度的にわかりにくいのですが、悪路で暴れる車体を抑えやすいようにハの字型のフレアハンドルがインストールされています。グラベル系だとほぼ必須のアイテムなので最初から付いているのは助かります。

SRAMの何が良いって格好良い所。(主観ですが) 見た目は大事。

今回はFUJI(フジ) JARI(ジャリ)シリーズのご紹介でした!

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