Cinelli(チネリ) VIGORELLI ROAD入荷いたしました!
2021/07/01
「自転車は流行を追う必要はまったくない。あくまでもレースのための機材なのだ」という理念を掲げているCinelliですが世に送り出す製品は洗練されていてお洒落、そんなの反則だよ。かっこよすぎ。
2008年アメリカ・ブルックリン レッドフック地区生まれピストバイクレース「RED HOOK CRIT」読みは、レッド・フック・クリテリウム
オーガナイザーを務めるデイビッドが自身の誕生日に路上で勝手にレースを始めた事が発端です。
初めてそれを耳にした時、概念としてのアメリカすぎて笑ってしまいました。
そういうのってフィンクションの中だけじゃないんだ、どうかしてるw
ストリート発祥のアンダーグラウンドレースは、メッセンジャーなどの間で話題となり、いつしかブルックリン、ロンドン、バルセロナ、ミラノへと世界中の様々のピストブランドチームが参戦するレースへと変貌を遂げていきます。
ノーブレーキフィクスドクリテリウム、その過酷なピストバイクレースRED HOOK CRITで2017年に総合優勝を果たしたTEAM CINELLI。
(TEAM CINELLIの佇まいがまた、かっこいいんですよ)その時に使用されたフレームがオリジナルのVIGORELLI。
クロモリフレーム・カーボンフォーク
パイプはハトのマークでおなじみCOLUMBUS Thron
ハイエンドパイプのSLXやSLには劣りますが、よく走る良いパイプらしいです。
(あまり情報が出てきませんでした、イタリア語読めたら探せるんでしょうか?)
サイズXS / (47) / TOP512 / 適応身長160㎝~170㎝前後
サイズS / (50) / TOP535 / 適応身長165~175㎝前後
サイズM /(53) / TOP550 / 適応身長175㎝~185㎝前後
※目安です
コンポーネントはShimano 5800の105
前程として、コンポーネントは世代で品番が変わり、それぞれナンバーが振られています。
105で説明しますと、5600(10速第1世代)➡5700(10速第2世代➡5800(11速第1世代➡7000(11速第2世代)←今ここ
なので1世代前の11速105のグループセットで組まれている訳です。
ですので、詳しい方ですと「5800系って事は2018年以前のモデル?」と思われるかと思いますが、こちら2021年モデルです。
何故そんな事になったかと言うと…ご存知の方も多いとは思うのですが、コロナ禍に入り自転車の需要が急増した結果
現状では自転車を新規購入するのが非常に難しくなってしまっていますが、その主因は部品不足です。
シマノ不足と言っても良いですね。
現状では7000系の105が揃わない為、メーカーにお願いをして5800系の105で作って頂いた訳です。
5800は1世代前のコンポーネントにはなりますが、7000とほぼ互換性(第2世代のクランクを第1世代のFDだと引ききれませんが、それ以外はOK)があり、性能的にもまだまだ一線級ですが最新ではない事を鑑みて、税込定価231000からの税込¥184800!
Cinelliのデザインのセンスの良さには毎回、関心させられます。
派手だけど上品なんですよね、真似しようとしても他のメーカーだとこうはならない気がします。
フォーク裏にロゴを逃がしたり、シートステーのロゴは垂直方向に入れていたりする所は本当にお上手。