Shimano(シマノ) RC9T(RC901T) シューズ 大特価セール始めました!
2021/04/21
最近、通勤用のロードバイクを前後シングル化してみたところ、掃除やメンテナンスが劇的に楽になりました。
ここで満足しておけばいいものの、そのうちピストに手を出しそうで怖い今日この頃です。
本題です。
日本人にフィットする足型と、SHIMANOシューズで最も高いソール剛性12、これまでソールの中間層にあった
「ラスティングボード」を廃し、スタックハイトを従来のモデルと比べて3・2㎜縮めることで、よりダイレクトな力の伝達が可能となった
シマノのハイエンドロードシューズ S-PHYRE RC9はプロ選手からハイアマチュアまで愛用されています。
2016年にデビューした初代RC9は、2018年にはマイナーチェンジが行われ第2世代となり、2020年に現行の第三世代RC902となりました。
そのRC9のトラック&TT特化型が、今回紹介する「RC9T」です。第二世代と第三世代の中間に位置する世代です。
重 量:249g ※サイズ42
カラー:ブルー
第二世代は帝人のAVAIL100を使用していますが,こちらは帝人のハイブリッドマイクロファイバーとクラレのストレッチレジスタントを混ぜたミックス素材。
第二世代より硬く感じ、トラックレースといった大パワーを受け止める前程の仕様となっています。
足首までしっかり固定してきますので、足首が深く曲がるタイプの方は揉み込んでなじませる必要があるかもしれません。
シュータンが復活していて甲高な人も履きやすそう。(シュータンとアッパーが一体化しているモデルは縦方向の融通が効きにくいので、甲高さんはしなやかなシュータン有りモデルが履きやすいです)
現行のRC7なんかもそうですね。
カカト部分に滑り止めが付き、内部にスキンガードを用いて素足でも履ける仕様に、足裏追従性も高そうです。
この滑り止め+スキンガードがソックスをしっかり掴んでくれるので、ヒールカップが深いシューズでも踵をキャッチしてくれないという悩みのある方にも。(写真左)が901T 中央が第三世代 右が第二世代
これらの特徴は、まさにトラックやTTに向けてのものですが、ロードシューズとしても優秀です。
ヒルクライムやクリテリウムのニーズともマッチすると思います。
(ソールもアッパーも硬いのでロングには向かないと思いますが)
(写真右)上から、第二世代、第三世代、901T
基本的には世代が進むほど良くなっていくものではありますが、RC9シリーズは初代から完成度が高く
ひとつ前の方が良かった。と言う声も聞きます。好きな言い回しではありませんが 「ひとによる」 といいますか、
最新の形が万人のベストではないと思います。多角形のグラフに例えると、どこかを伸ばすとどこかが引っ込むイメージ。
若干ではありますが第二世代も在庫がございますので、履き比べてご検討下さい。現行の第三世代もございます。
忘れがちなのですが、スタックハイトが3.2㎜下がるので、忘れずにサドル高も3.2㎜下げてご使用下さい。
ペダリングの質を変えずに低重心化できるのは密かなメリットでもあります。