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ORBEA(オルベア) ORCA(オルカ) M30i 2023年 完成車 ウエムラサイクルパーツ

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ORBEA(オルベア) ORCA(オルカ) M30i 2023年 完成車のご紹介

ORBEA(オルベア) ORCA(オルカ) M30i 2023年 完成車のご紹介

2023/03/12

オルベア(Orbea)は、スペイン最大の自転車メーカー。
モンドラゴン協同組合企業グループの一員であり、バスク州ビスカヤ県マリャビアに本社を置いている。
※Wikipediaより。

モンドラゴン協同組合の語呂の良さに全て持っていかれた感はありますが、今回はORBEA(オルベア) ORCA(オルカ) M30のご紹介です。

自転車におけるブランドロゴの文字数は、基本ダウンチューブ側面に入る文化の為に5文字がバランスが良く美しいと思っています。(※個人の感想です。)

標準価格(税込) 506,000円からウエムラ価格 (税込)455,400円
画像のバイクはサイズ49 適応身長160㎝~170㎝前後(目安となります。)ですが、個人差ありますのでご相談下さいませ。
弊社インターネット店からのご注文も可能となっております。

以前も似たような事を書きましたが、大手メーカーの開発力により造形の最適解が分かってしまって以降、
現行のロードバイクはどれもこれも見た目そっくりさんカーニバル状態です。
ケーブル全内装、一体型ハンドル、カムテール形状、少しドロップしたシートステイ。カラーも大抵マットブラックがベース。

理由は単純で、形が逸脱してしまうと最適解から外れてしまうし、凝った塗装にすると重量競争で選んでもらえなくなるから。塗装って意外と重いんですよね。塗装と言うかクリア層ですけど。

しかし、その最適解から外して成功しているメーカーもあります、私がパッと思いつく中ではCerveloやBisnchi。
上記の形ではありませんが、「別ルートの最適解があり、そこを目指した」というスタンスです。その実績とカリスマ性で「性能とオリジナリティどちらも欲しい!」というニーズを掴みました。
生半可なメーカーでは話題にはなっても実際の購買には繋がらなかったと思います。

美しい塗装が魅力の一つだったブランドはこの流れに苦戦していましたが、どこかのタイミンングで「ちょっと重くなったって良いじゃん」と開き直ったというか、美しい塗装に回帰していっています。


自分達のファンは「最高性能で最軽量のバイク」が欲しいのではなくて、「高性能で高品質な美しいバイク」が欲しいんだろうという分析ですね。
これ、意外とユーザー目線になる所が難しいポイントなので英断だなーと思ってます。

このように、ライバルと異なる方向性を打ち出す事や、自分達の有利な土俵で勝負するのが良いのでしょうが、大多数のメーカーは、そっくりさんカーニバル会場で競わないとなりません。
現状かなりの大混戦を極めており、特にパッと見のデザインで「おっ」となるモデルは殆ど見ません。

で、久しぶりに「おっ」となったカラーだったので今回選びました、前置き長くないですか?

カラー名称はRaw Iridescent

風洞実験の空気の流れをペイントしたようなデザインと、低画素のデータを拡大した時のような質感の塗装が凄いカッコいい。ちょっとドットぽさもありつつ。これ、普通のラメだったりするとここまで雰囲気出なかったと思います。

フロントフォークのデザイン、これ過去にあったでしょうか、私は初めて見ました。トップチューブの等高線図くらい発明じゃないですか?

塗装の全体量としては非常に少ない方です。「マット塗装にロゴだけポン」とほぼ変わらない重量でしょうが、比較にならないくらいデザイン性があります。


最低限のロゴと、風の跡。自然が付けてくれたデザインに対して、これ以上ライン等を追加するのはどう考えても蛇足なので、デザインはここで止めておく必然性まで内包しているデザインですよ。あれ?完璧じゃない?

ここまで書いておいて空気の通った跡のデザインじゃなかったらどうしよう。
いや、解釈は自由だから…!

OCライズハンドルバー

標準的なコンパクトハンドルバーと比較して、20mmライズし、10mmショートリーチ

もはやこちらが標準的?

ケーブル類はヘッドチューブから内装されます。空力面で語られる事が多いですが、ハンドリングが素直になるのが一番の利点かなと。

コンポーネントは新型のDi2電動105

DISCブレーキモデルは予算が許すなら電動変速がオススメです。

機械式シフト&油圧ブレーキと電動シフト&油圧ブレーキを比較した時に、トータル重量はそれほど差がでないのですが、重量の配置が全く異なります。

機械式で重い部分はレバー(車体上部の端)で、電動で重い部分はバッテリーと変速機(車体中央と下部)です。
重量物は出来る限り中心や下部に集めるべきであり、末端(レバーやサドル)が重いのは出来るだけ避けたいのです。
物の末端が重たいと振るような動き(ダンシングやスプリント)を行った時に体力を削られるからです。
厳密には直進時の無意識な細かい操舵にも影響していて、機械式シフト&油圧ブレーキのバイクは何だか疲れる原因は主にコレだと思います。
似たような事を毎回書いている気がしますが、定期的に書いておかないと、スラスラ言えなくなっちゃうんですよね。

今現在、「ロードバイクというものを初めてみたいんですけど…」という方に対して、説明する事が多くて大変です。


カタログ記載のモデルはほとんどがディスクロードに入れ替わりましたが、リムもまだまだ流通していますから、リムとディスクの違いやメリット・デメリットの説明も必要になります。その際にメカニカルと電動とあって…となるのですが、もうその時点で頭の中はクエスチョンマークでいっぱいのはず。


その後さらにグラベル・オールロード系の入口もあって…とグレード間の差だけを説明すれば良かった頃を思い出すと隔世の感があります。

フローチャートみたいにするのが最適な気がしています。ホワイトボード置こうかな。

まとまりのない感じになってしまいましたが、今回はORBEA(オルベア) ORCA(オルカ) M30のご案内でした。
では!

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